【マンガ】一度岩に貼りついたら一生動けない「あの生物」の不思議

だからぷっくりしているんですね。

» 2018年05月23日 14時42分 公開
[ITmedia]

 10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回は生き物に関する雑学3つをお送りします。


雑学その1:牡蠣は一度岩についたら一生動けない?

 古代ローマ時代から養殖されていたという、美味な貝類の代表である牡蠣。実は一度付着した岩場からは一生動けないのです。動かないので筋肉も必要なく、内臓が大きく成長するため、あのようなぷっくりとした見た目になります。

 ちなみに、牡蠣に牡(オス)の字が使われている理由は、昔は牡蠣は全てオスだと考えられていたから。貝類には、内臓部分が白いものはオス、緑のものはメス、という種類が多いため(例えばサザエ)、身が白い牡蠣は全てオスだとされていたんですね。



雑学その2:メダカは肛門から卵を生む

 飼育や繁殖が簡単で、ペットとしても人気が高いメダカ。水温や日照時間にもよりますが、産卵シーズンは主に春から秋で、年に2〜3回卵を生みます。

 メダカの肛門は正確には総排泄孔と呼ばれる産道と肛門を兼ねた穴。つまり、実質肛門から卵を産んでいます。産後しばらくは、肛門から卵がぶら下がった状態で遊泳しています。



雑学その3:ニワトリは頭にくるとトサカが熱くなる

 ニワトリのトサカは、皮膚が隆起してできたもの。赤く見えるのは、表皮近くに毛細血管が集まっているためです。怒りなどから興奮すると、それらの血管が収縮してトサカの温度が上昇します。

 ちなみに日本ではかつて、怒りでカッとなることを「頭にくる」ではなく、「トサカにくる」とする言い回しが流行したことがあります。1950〜60年代に登場した映画「お姐ちゃんシリーズ」で使われたのが、きっかけだったとか。

 もちろん、人間にトサカはありませんが、興奮すると体温が上昇する点では一致しています。当時の人たちがどこまで真剣に考えていたかは分かりませんが、なかなかよくできた表現なのでは?



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