「梅田駅は5つあるだと」「俺、今どこに居るんだ」 梅田地下街のダンジョン感を描いたマンガがわかりすぎる
大阪都市に潜む迷宮。
その複雑な構造から「梅田ダンジョン」の異名を持つ大阪の梅田地下街。ある男の子が友達との待ち合わせ場所を見つけられず梅田地下街をさまよい続ける創作マンガに、Twitterで「まじわかる」「全攻略は無理ゲー」など共感が寄せられています。
主人公の少年は、軽い気持ちで友人との待ち合わせ場所を「梅田駅」に選択。足を運んでみると「梅田駅」という名称の駅はなんと5つあり、そのままダンジョンで迷子になってしまいます。思わず「俺、今どこに居るんだよ!?」と発狂。
少年は梅田ダンジョンで半日以上さまよいましたが、梅田地下街からは抜け出せません。「約束とかもうどうでもいい! とにかくここから早く脱出したい!」と叫び、出口へダッシュ。しかし向かった先は工事中で、地上へ出ることすらできません。標識がない場所や辺ぴな場所へ続く道など、まともな出口にたどり着けず、「俺はもう一生梅田から出られないんだ」と絶望し、意識を失います。
少年が目覚めると、そこは梅田地下街の外。「気がついた?」と魔法少女のような格好をした女の子が、「ここ、『泉の広場』」「アンタ、倒れ取ったから私が運んだってん」と説明をはじめます。奇抜な見た目にこの世界のものではないと判断した少年は「異世界ヒロインの方ですか」と訪ねますが、「USJ(ユニバ)帰りなだけやし」とツッコミを入れられるのでした。夢か現(うつつ)かわからなくなる、それが梅田……。
作者は漫画家のはがん(@hagan_hosenka)さん。Twitterにマンガを投稿すると5000件近くリツイートされ、「梅田ダンジョンハマってしまった1人です」とダンジョン経験者からの共感や、「そんなダンジョンが日本にあるのか」と他県の人からの驚きが殺到しました。セーブポイントとして知られる泉の広場にある噴水も「もう撤去される」、左右を指した看板が「両方に大阪駅とか書いて脳を破壊してくる」など、作中に登場するオブジェについてご当地情報をコメントする人も。ローカル民でも迷ってしまう梅田地下街、このダンジョンを攻略する勇者は現れるのでしょうか。
画像提供:はがん(@hagan_hosenka)さん
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