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東京ビッグサイトが8月3日、敷地内で特定外来生物指定のセアカゴケグモが発見されたことを発表しました。発見場所とその周辺は当日中に簡易消毒され、本日8月4日にあらためて一斉消毒が行われるとのこと。
セアカゴケグモはオーストラリア原産の毒グモ。攻撃性はありませんが触るとかまれることがあり、強い痛みをもたらします。1995年に大阪で発見されてから現在に至るまで43自治体で確認。貨物に付着して侵入した個体が広範囲に拡大したとみられています。
同施設では4月にもセアカゴケグモが発見されており、繁殖している可能性も。遭遇時は触らずに、近くの警備員に知らせるよう注意喚起されています。環境省は、もしかまれた場合は速やかに医療機関へ相談し、可能であれば殺したクモを持参するよう指導しています。
(沓澤真二)
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