
「鏡さん――『とらドラ!』みたいな小説を書きませんか?」




今はまだこのままがいい、なんて。

こんなに好きになっていなかったら憎しみにも変わらなかったのに。

よりによって、なぜ今日なのか。


彼の名は、講談社ラノベ文庫編集部の副編集長・庄司智。



開始10分。紀里谷さんは言った。不意打ちだった。「きみは何を恐れているんだ?」

作品づくり、ロジカルとイロジカル、そして死について。

インタビューは、映画「ラスト・ナイツ」の日本公開直後、2015年に行われた。

綺麗であることは、彼女にとって、同時に呪いを意味していた。

これは私の物語でもあり、同時にあなたの物語でもある。



誰にも愛されず、誰も愛することのできなかった少年が、小説にめぐり逢い、棺桶にいれられるまで。