ねとらぼ
2011/04/11 19:11(公開)

Amazonの「ほしい物リスト」使って被災地に物資寄贈 Twitterから実現

Amazonが「ほしい物リスト」機能を使って被災地に必要物資を贈るサービスを開始。TwitterユーザーがAmazon.co.jp社長に提案したことから実現した。

 Amazon.co.jpは「ほしい物リスト」機能を使って、被災地に必要物資を寄贈できるサービスを開始した。

 ほしい物リストは、ユーザーがプレゼントされたい商品を登録、公開できる機能。同社はこれを利用して、避難所がAmazonでアカウントを作成して、ほしい物リストに必要物資をリストアップできるようにした。Amazonユーザーはリストアップされた物資をギフトとして購入し、避難所に寄贈できる。

 このサービスはTwitterユーザーが考案し、Amazon.co.jpのジャスパー・チャン社長に提案した。チャン氏は提案を受けてTwitterで「提案ありがとう。やります」と返信し、その翌日このサービスを開始した。

 現在、同社は震災情報ページで明神避難所と陸前高田市消防団高田分団のリストを公開しているが、物資が行き届いたためにリストは空になっている(寄贈されたものは、ほしい物リストの「購入別で表示」から「購入済み」を選択すると見られる)。同社は今後も避難所からの要望に応じてこのサービスを続けていくとしている。

advertisement

関連キーワード

避難 | Amazon | 物資 | Twitter | 東北地方 | 被害状況 | 被災地 | 被災 | ジャスパー・チャン | 東日本大震災

関連タグ

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.