無線LANルータをパスワードで保護しなかったために、米国の男性が児童ポルノをダウンロードした容疑をかけられたと報じられている

 米バッファローに住むこの男性は3月に、児童ポルノ画像を大量に入手した容疑で捜査官の訪問を受けた。男性は、自宅の新しい無線LANルータにパスワードを設定していなかったことに思い至り、第三者が無線LANにアクセスしたと警察に訴えた。捜査官は相手にせず、男性のコンピュータ機器を押収していった。

 その3日後、男性の主張は本当だと分かり、1週間後には近隣の住民が児童ポルノにアクセスしたとして逮捕された。

 2月のWi-Fi Allianceの調査では、回答者の32%が他人の無線LANにアクセスしようとしたことがあると答えている。同団体はWPA2暗号化を設定し、強力なパスワードを使うよう推奨している。

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