韓国で「16歳未満は午前0〜6時までオンラインゲームを禁じる」とする青少年保護法改正案(通称「シンデレラ法」)が4月29日、国会本会議において賛成多数で可決されたと韓国主要紙が報じている。早ければ11月から施行される。

 同法は韓国で社会問題化している青少年のゲーム中毒への対策として提案された。ゲーム業界や市民団体からは反対の声が上がっており、「ゲームをする権利を制限するのは権利侵害であり、違憲だ」として訴訟を起こそうとする動きもあるという。

 シンデレラ法の具体的な実施方法は決まっていない。年齢の判断は住民登録番号で行われると予想されるが、親の番号を盗用されると対応できないとの指摘もある。また国外のサーバには適用されないため、効果のほどを疑問視する声もある。

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