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人はなぜ赤ちゃんを揺らしながら寝かしつけるのか、なぜハンモックで心地よく眠れるのか――この疑問の答えを、ジュネーブ大学の神経科学者が見つけ出したようだ。
同大学は、揺れと睡眠の関係について実験を行い、ゆっくりとした揺れは入眠を促し、ノンレム睡眠(深い眠り)の持続時間を延ばすことを示した。
実験では、4秒に1回のペースで横に揺れるベッドと、動かないベッドを用意して被験者に寝てもらい、脳の活動を測定した。揺れているベッドで寝た被験者の方が眠りにつくのが早かっただけでなく、脳の活動にも違いがあった。ベッドを揺らした方がノンレム睡眠の時間も長く、眠りが深いときに見られるスローオシレーションや睡眠紡錘波も増えたという。睡眠紡錘波は記憶の再構築に重要だとされている。
「実験結果は、揺れが安らかな眠りをもたらすという古説に科学的な裏付けをもたらしている」と研究者らは話している。揺れが睡眠障害の治療に有効かどうかを調べたいと考えているという。
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