
7月18日にオープンを控えたニコニコ動画のライブハウス「ニコファーレ」が完成し、12日にメディアなどに公開された。壁4面と天井にLEDディスプレイが設置され、ニコ動のコメントが来場者を360度囲むように回る演出はダイナミックで圧巻! 会場の映像にCGを合成してリアルタイムに配信することもできるため、ネット視聴者は会場とは違う形で楽しめる。
運営元ドワンゴの夏野剛取締役いわく、ニコファーレは「ものすごいお金がかかっている」施設。オープンにいくらかかったかは「恥ずかしくて答えられません」とはぐらかしつつ、「ドワンゴで1番お金にうるさい私がこれならいいやと思う出来。黒字化の見通しは立ってないが、もういい!!」とまで猛プッシュする。
さあ、その気になる中身をチェックしよう!
「会場で見る世界とネットで見る世界がまるで違う」

「ニコニコ大会議」などを始めとするリアルイベントの有料配信で手応えをつかんできたドワンゴが、ネット配信のための次世代ライブハウスとして作ったのがニコファーレだ。場所は、2007年に閉鎖した大型ディスコ「ヴェルファーレ」(東京・六本木)の跡地。元ヴェルファーレエンタテイメント社長で、ニコファーレ名誉支配人の緒方仁子さんは「たくさんのムーブメントが生まれた伝説の場所が進化してあらためてお目にかかれることをうれしく思う」と話す。
会場の装飾や店員の服装は黒と青のイメージカラーで統一され、映画「トロン」のようなサイバーな雰囲気になっている。収容人数はスタンディングで380人、着席で160人。可動式のステージがせり出した状態で使うと、スタンディングで280人、着席で128人が入ることができる。ヴェルファーレと比べれば「思ったより小さい」(緒方名誉支配人)そうだ。



特徴は壁4面と天井を覆うLEDディスプレイ。複数の映像を各ディスプレイに自由にレイアウトでき、さまざまな演出が可能になっている。例えば7月21日に開催する手嶌葵さんのライブでは、スタジオジブリ最新作「コクリコ坂」のワンシーンをディスプレイに表示する予定。発表会で披露されたデモでは、映画の舞台となっている港が目の前に映し出され、ジブリの世界に迷いこんだような感覚だった。
ニコファーレのイベントをネットで視聴するニコ動ユーザーのコメントやアイコンもLEDディスプレイに表示される。12日の発表会はニコニコ生放送でライブ配信されており、舞台上の夏野取締役が「拍手して下さい」とニコ動ユーザーに呼びかけると、LEDディスプレイはあっという間に「88888888888」というコメントで埋まった。「これ仕込みじゃないですよ! ニコファーレはネットとリアルの垣根を低くして、ネットユーザーも楽しめる」と夏野取締役は興奮気味に語る。






会場の映像にCGを合成してリアルタイムにネット配信することもできる。発表会のライブ配信映像では、夏野取締役の手元にライトセーバーを合成し、CGのドラゴンと戦うというかっこいい演出も。会場で見ている限りは、夏野取締役が短いステッキを振り回しているぱっとしないシーンだったのだが……。そう、ニコファーレのライブは「会場で見る世界とネットで見る世界がまるで違う」(夏野取締役)のだ。




今後ニコファーレのイベントをネットで視聴する場合は専用プレイヤーを表示する。ニコ動の通常の動画プレイヤーは4:3だが、専用プレイヤーは16:9の形に。蛍光色のコメントを書き込める「サイリウムコメント」や、カメラアングルを変えられるといった新機能も盛り込む。ネットで視聴するためのチケットをセブンイレブンとサンクスKサンクスで購入できるサービスも始める。
ニコファーレでは、音楽ライブのほかに、寄席や政治討論会、記者発表会などさまざまなイベントを開く予定だ。7月18日のこけら落とし公演には、AKB48や東方神起、ニコ動で人気の歌い手たちが登場する。会場を一般にも貸し出す予定で、基本使用料は1ドリンク付きで平日63万円、休日73万5000円。利用申し込みは6カ月前から受け付ける。



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