ゲーム機の進化に伴い、ゲームも芸術のプラットフォームのひとつとして少しずつ認められるようになってきました。そんなわけで、本日はゲームを使ったアート作品小ネタ集です。
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ゲームは写真プラットフォームになり得るか?
ブラジルの写真家・Leonardo Sang氏が、「vrp」と呼ばれるちょっと変わったプロジェクトをスタートしています。
vrpとは「Virtual Reality Photography(仮想現実写真)」のこと。どんなプロジェクトかは、以下の写真を見てもらうのが早いでしょう。



実はこれらの写真は、すべて「グランド・セフト・オート4」のゲーム画面を加工して作られたもの。Leonardo氏によれば、このプロジェクトの目的は「テレビゲームが写真撮影にふさわしい視覚能力と複雑さを持ち得るかどうか」を証明することであり、今後はより多くのゲームを使ってこうした写真を撮っていきたいとのこと。こちらのサイトでは加工前と加工後の写真を並べて掲載しており、Leonardo氏がどのようにしてこの写真を撮影したかが分かるようになっています。


左が加工前で、右が加工後の写真。言われなければゲームの画面とは気付きません
ミスるたびに世界が破壊されてしまうゲーム
TEAM of six PEOPLEが開発した「GLITCHHIKER」というゲームは、ゲームの結果がゲームそのものに影響を与えていくという一風変わったゲーム。誰かがミスするたびにゲームがどんどんバグっていき、最終的には「絶滅」――つまりゲームが遊べない状態になってしまうのだそうです。
「絶滅」を防ぐには、コインを100枚集めることで「ゲームのライフを増やす」しかないのですが、多くの人がミスしまくった結果、現在は完全にシステムが崩壊。ソフト自体はまだ配布されているものの、起動しても「世界は崩壊した。あなたは遅すぎた」と出てしまうだけでプレイはできない模様。ゲームというよりは、一種のデジタルアートのような作品なのかもしれません。
ホントに遊べる「スペースインベーダー」のミニチュアキャビネット
懐かしい「スペースインベーダー」筐体のミニチュアを作成して、その動画をYouTubeに投稿している人がいました。
動画の説明によれば、キャビネットのサイズは高さ17.8センチ×幅8.9センチ×奥行きが11.4センチという超ミニチュアサイズ。中にはGBA SP本体と、GBA用ソフト「スペースインベーダーEX」が組み込まれていて、もちろん前面のコントロールパネルで実際に操作することもできるそうです。ちなみに裏面のカバーをはずしてソフトを交換すれば「スペースインベーダー」以外のソフトもプレイ可能。この筐体でぜひ「パックマン」や「ゼビウス」なんかも遊んでみたいですね。
山岡晃氏の震災チャリティーアルバムが配信開始に
サウンドクリエイターの山岡晃氏の呼びかけでスタートした、ゲーム音楽関係者による震災チャリティーアルバム「Play For Japan: The Album」の配信が、先日よりAmazon.comおよび北米版iTunes Music Storeにて開始されています。価格は9.99ドルで、アルバムの売り上げは赤十字社を通して震災復興支援のため寄付されるとのこと。

収録楽曲は全18曲(Amazon.com版は17曲)で、山岡晃氏を筆頭に「ファイナルファンタジー」シリーズの植松伸夫氏や「Red Dead Redemption」のWoody Jackson氏など名だたるサウンドクリエイターがこのアルバムのために集結。公式サイトによると、現在は北米・イギリスのみ先行配信中で、ワールドワイドでは7月15日より配信開始予定(この原稿を書いている時点ではまだ日本版iTunes Music Storeでは確認できず)だそう。また近藤浩治氏による「Super Mario Medley On Two Pianos」はiTunes Music Store版だけの限定収録となっているそうなのでご注意ください。