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荒ぶるアルミダクトが音を奏でる――慶応義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の研究発表イベント「Open Research Forum 2011」(11月22〜23日、東京ミッドタウン)でアルミダクトとKinectを使った楽器「Ryo-On」が展示されていた。
展示ブースには3本の棒が立てられ、それぞれに直径十数センチ程度のアルミのダクトホースがかけられている。棒の間に人が立つと、ダクトホースがぶるんぶるんと震え出し、雷のような音が響く。
棒の間に人が立つとそれをKinectで検出し、モーターでダクトホースを震わせる。ホースの端に50センチほどのスプリングが付けられており、それがダクトの動きに合わせて震えるため音が出る、という仕組みだ。3本のホースは太さが違うため、それぞれ異なった音色を奏で、スプリングが不規則に跳ね回るため、棒や人に触れて予想外の音が鳴るという。今後は、モーターでホースを伸縮させて音程を制御できるようにする計画だ。
同大大学院修士課程 岩竹徹研究室の土居真也さんが研究しているもので、スプリングドラムという楽器を参考にして制作した。アルミダクトが震えるアナログな部分と、それを機械的に動かすデジタルな部分の融合で、これまでにない音を作っていきたいという。人が特定の場所に立つと動き出して音が鳴る仕組みを生かして、お店の入口にある万引き警報機に使うと面白いかもしれないと話していた。

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