12月3日、4日に開催された「Make: Tokyo Meeting 07」。全国のMakerたちが集まる「モノ作りの祭典」は、まさに「才能の無駄遣い」の宝庫だった。


アシュラマンの気分になれる「第3の手」。おでこに筋電センサーを取り付け、こめかみに力を入れる(=歯をくいしばる)ことで、手を握ったり広げたりが可能


こちらも同じく、筋電センサーを使って操作する車イス。操作はやはり歯をくいしばることで行い、左右どちらかだけに力を入れると旋回、両方同時に食いしばると前進。思った以上に操作の精度・レスポンスがよく、練習なしでも自在に操縦することができた


LEDを組み込み、「光る初音ミク」衣装を作ってしまった人。あらかじめプログラムしておけば、曲に合わせて光らせることもできるのだそう。着ているのは女装者/コスプレイヤーの“ひろこ”さんで、光る初音ミク衣装自体は筑波大学人文学部類宗教学コース くとのゼミ有志メンバーによるチーム作品とのこと




ニコニコ技術部による、輪ゴム鉄砲ならぬ「ガトリングゴム銃」。たかが輪ゴムと侮るなかれ、最大96発まで装填でき、発射スピードは毎分1200発にも達するとのこと




――と、まだまだ面白い展示物はいっぱいあったのだが、キリがないのでこのへんで。
個人的には、工房ヒゲキタさんの「手作りプラネタリウムとドーム3D映像」に、勝手に「面白かったで賞」を差し上げたい。プラネタリウムは20分ごとの入れ替え制だったのだが、20分おきにプラネタリウムの方向から「おおー!」「パチパチパチ」といったどよめきや拍手が聞こえてくる。プラネタリウムは鉄ナベだし、3D映像も赤青のメガネを使ったごく古いタイプのもの。にもかかわらず、たったそれだけの仕掛けで、あれほど人を感動させるものを作れてしまうところに、ものづくりの面白さが詰まっているように感じた。
「Make: Tokyo Meeting」の取材は今回で4度目になるが、毎回3つか4つくらいは「すごかった!」「面白かった!」という体験を持ち帰らせていただいている。モノ作りの根源的な楽しさに触れられる貴重なイベントとして、次回の「Make: Tokyo Meeting」にも大いに期待している。