画像

 米コカ・コーラは12月8日、アトランタのワールド・オブ・コカコーラ博物館に新設展示される秘伝のレシピの保管庫を公開した。

 アトランタはコカ・コーラが生まれた地。1886年にジョン・ペンバートン氏が発明してから現在まで、秘伝のレシピは外部に公開されることなく保管されてきた。

 この度、誕生から125周年を記念し、秘伝のレシピが市内の銀行から館内に新設された保管庫に移されることになった。大きく開かれた鉄鋼の扉の奥に、ハイテク化された本物のレシピが眠っている。保管庫は一般公開され、レシピについて学ぶことができる。

 世界各国で愛飲されているコカ・コーラの歴史を知ることができるこちらのワールド・オブ・コカコーラ博物館内には、ボトル詰め工場や映画館、ギャラリーなどを展示。試飲することもできる。

 レシピは1919年に融資を受ける際の担保として作成されたが、長年トップシークレットとされてきた。記念式典では秘伝のレシピが確かに保管庫へ納められていた。一般公開されるといえ、保管庫そのものは鉄壁。しばらくはレシピが公開されることはないようだ。

画像
画像

画像
画像
画像

画像
画像

ワールド・オブ・コカコーラの外観と内部展示


advertisement

関連キーワード

レシピ | コカ・コーラ | 博物館 | アニバーサリー | 指紋認証