電子レンジで食べ物を温めている間、手持ち無沙汰だと思ったことはありませんか? できあがりまでYouTubeを見て楽しめる電子レンジをアメリカの学生らが作りました。

 「μWave」(マイクロウェーブ)というこのレンジ、市販の電子レンジを改造してドアの部分にタブレット(HP Touchpad)を組み込んだもの。作るのにかかった時間は40時間足らずだそうです。レンジで調理している間、YouTubeの人気動画を再生し、完了するとテキストメッセージで知らせてくれます。調理時間を指定すると、同じ長さの動画を探してくれるという優れものです。利用者のTwitterアカウントを入力すると、誰がμWaveを使ったかをツイートすることもできます。

 このユニークな発明は昨年、ペンシルバニア大学のPennApps Data Hackathonコンテストで1位を獲得しました。実際に商品化されたらレンジの待ち時間が楽しくなりますね。

追記:初掲載時、記事のタイトルを「米学生が発明」としていましたが、2008年に日本で同様の電子レンジが考案されていたため、タイトルを変更しました。

https://www.youtube.com/watch?v=X5quQ_nnKFQ
advertisement

関連キーワード

発明 | 白物家電 | 動画 | 電子レンジ | YouTube | 学生