米Toyotaがスーパーボウルに合わせたカムリのキャンペーンで、TwitterでスパムをばらまいたとブログメディアThe Next Webが指摘している。

 同社は新型カムリが当たる「CamryEffect」キャンペーンのため、@CamryEffect、@CamryEffect1、@CamryEffect2など複数のアカウントを用意した。これらは初め、認証済みアカウントだったという。これらのアカウントは「#giants」「#patriots」などスーパーボウル関連のハッシュタグや言葉を含んだツイートを投稿したTwitterユーザーに、キャンペーン参加を促すリプライを送ったという。

 認証済みアカウントから無差別にリプライが送られたことに対し、一部のユーザーからは「ひどいマーケティング」「スパムとして報告しよう」など批判する声が上がった。その後Toyotaはリプライの送信をやめており、現在@CamryEffectは認証マークなしの非公開アカウントとなり、@CamryEffect1などほかのアカウントは「凍結済み」となっている。

ユーザーからの批判ツイート

@CamryEffectは非公開に

 ToyotaはThe Next Webに「望んでいないリプライを受け取ったTwitterユーザーにおわびする」「誰かを不快にさせる意図はなかった」とコメント。「われわれはこの経験から学んだ」として、キャンペーンに使ったアカウントは一時的に停止したと述べている。

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