ねとらぼ

オプティマスが幅約130メートル、高さ約20メートルの大雪像になって旭川に登場。筆者は特別に頭の上に登らせてもらった。ガクブルしたのは寒かったからじゃない。本当に、本当に怖かったんだ。

映画版カマロや隠れバンブルビーもいた

 大雪像の向かい側には会場を見渡せる雪のバルコニーが設置されている。ここに展示されているのがバンブルビーの雪像だ。ロボットモードのバンブルビーとビークルモードのバンブルビーがあり、オプティマスを背景に記念撮影ができるようになっている。



 両方ともオプティマスと同じくプライムバージョンのデザインだが、少し離れたところには見慣れたカマロが1台置かれている。こちらは実写映画版のカマロだ。プライムバージョンを作るはずが、間違って映画版を作ってしまったため、台座部分を切り離して移設したのだという。プライムバージョンと映画バージョンの両方を楽しめるとは、ファンとしてはうっかりさんに感謝の言葉しかない。



 ちなみに、雪で真っ白なバンブルビーは少し味気ないと思うかもしれないが、夜はライトアップされておなじみの黄色いビーちゃんになるというからご安心を。エンブレムや窓ガラスの部分は雪ではなく氷でできている。

 会場には、ほかにも雪に偽装したロボットたちが隠れている。隠れトランスフォーマーを制作したのは、陸上自衛隊旭川駐屯地第2特科連隊の高橋昭さん。なんと、手で持てるサイズの頭なら1つ作るのに20分ほどしかかからないという。高橋さんは大雪像のテラスにあったメガトロンやバンブルビーの制作者でもある。下絵を見せてもらったが、なかなかの腕前。読者プレゼント用に書いてもらえませんかとお願いしたところ、ささっと描き上げてしまった。

おや?
おやおや?
こんなところにも!


陸上自衛隊旭川駐屯地第2特科連隊の高橋昭さん
高橋さんが描いた下絵の数々
これで独学というから驚きだ。まさに“more than meets the eye”


 大雪像は、高橋さんを始めとして陸上自衛隊第2師団約240人(1日当たり)が約1カ月をかけて制作したという。制作に携わったスタッフたちにはトランスフォーマーのファンが多く、一様にもっと時間をかけて作りこみがしたかったと語っていたのが印象的だった。制作者自身が楽しんで作り上げた雪像の数々。旭川冬まつりには、トランスフォーマーファンが喜ぶ仕掛けがたくさんちりばめられていた。

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読者プレゼントのお知らせ

 オプティマス・プライムの制作にも携わった陸上自衛隊旭川駐屯地第2特科連隊の高橋昭さんから、バンブルビーとメガトロンの下絵をそれぞれ1枚ずついただきました。またタカラトミーさんから、トランスフォーマープライムファーストエディションの変形フィギュア「バンブルビー」と「スタースクリーム」をそれぞれ1つずつご提供いただきました。合計4名の方にプレゼントいたします。以下の応募要項をお読みいただき、奮ってご応募ください。

バンブルビー
メガトロン


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