誰にでも公平平等に適正価格で販売します
「超鉄道」ブースで行われた「公開解体買い付けショー」(以下、買い付けショー)は、鉄道マニアとしても有名なカシオペアの向谷実氏が司会を務め、JR九州の小倉工場と会場を中継して開催された。
買い付けショーの対象となった485系は、半室グリーン車クロハ481-203を含む編成。コーポレートカラーである赤一色に塗られた「RED EXPRESS」は、「にちりん」「きりしま」「ひゅうが」の一部で運用されていた。

記者も“テツ”を自認しており、いろいろなところで鉄道パーツが売られているのを見てきたが、驚いたのはこの買い付けショーで出てくる部品の“価格の安さ”だ。おそらく市場価格の半分、下手すると3分の1? それくらい安く、値段が設定されていた。例えばこんな感じだ。
ちなみに落札金額は「送料込み」。このため「速度計 台車の計測器付き」などは「名古屋より西だと赤字」(向谷氏)だとか。もちろんアイテムへの価格自体、“その筋の人”が見れば「何でこんなに安いの?」と驚くことだろう。私も小学生の時、当時神田にあった交通博物館で開催された即売会で、「小田原−熱海」という、なんてこともない東海道線のサボ(行き先票)を、当時の値段で2500円(今なら5000円くらい?)で購入したことがあるが、それに比べれば安いものだ。
なお、この即売会には、「ニコニコ超会議号」という寝台列車とミステリートレインに乗車した人のほか、当日会場で参加した人など、合わせて260人程度が参加していた。入札方法だが、それぞれに番号を書いた紙が渡されており、自分が入札したいと思う商品の時に、その番号を係員に渡すことで入札が成立するというもの。抽選は、箱に入った紙を向谷実氏が引く形で行われた。
次々と商品が落札されていく中、1時間程度経った段階で本日の最高金額物件、特急のヘッドマークが出品された。その金額はなんと20万円。参加している人も最初はビビっていたのか応札の手が上がることもなかったのだが、「クレジットカードも使えますよ!」という向谷さんの声に答えるように、数人の手が上がる。ヘッドマークは2つ出品されたのだが、なんとそのうち1人は女性だった! その“漢気あふれる”姿に、場内は大拍手だった。






そして予定時間を大きくオーバーして、公開解体買い付けショーは終了した。全体を通してみると、かなり楽しいオークションであった。工場で解体したものをその場で販売するなんてことは向谷氏がいないとできないことだったろうし、それを実現してしまう氏の“漢気”あふれるイベントの仕切り方もよかった。是非またこのような買い付けショーを開催してほしい。その時には記者ではなく、是非ともマニア側で参加したいものだ。
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