ファーストサーバは6月20日に発生した大規模障害についての中間報告とFAQを公開した。
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レンタルサーバーサービスのファーストサーバは6月25日、同20日に発生した大規模障害の概要と原因を発表した。
中間報告によると、まず脆弱性対策のためのメンテナンス用更新プログラムに、ファイル削除コマンドを停止させるための記述漏れと、メンテナンスの対象となるサーバー群を指定するための記述漏れがあったという。これに検証環境下での防止機能が十分に働かなかったこと、メンテナンス時のバックアップ仕様の変更が重なり、バックアップも含めたデータの消失が発生したとしている。
暫定対策として、当面の間は止むを得ない場合を除いてメンテナンス作業を停止。メンテナンス運用手順やバックアップ仕様の修正をしていく。


ファーストサーバでは障害発生から外部専門業者を交えてデータ復旧を試みてきたが、復旧を行うことは不可能と判断。損害賠償については、ユーザーがサービスの対価として支払った総額を限度額に行っていくとのこと。ただしサーバー停止による機会損失は損害賠償の対象とならない。
この障害によって小林製薬や海遊館など多数のサイトに影響が出たと見られており、現在でも一部コンテンツの復旧作業が続けられている。また、サーバーダウンについての4コマを掲載したなめこぱらだいすや、「ファーストサーバ データ消失オフ」の開催を発表した阿佐ヶ谷ロフトAなど、転んでもただでは起きないたくましさを見せるサイトも登場してきている。

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