大日本技研の1/1の「アレ」を確認!!
食玩やカプセルトイ、ガレージキットなどのこだわりの造形で知られる海洋堂が主催、運営している「ワンダーフェスティバル」。冬と夏に年2回行われているイベントで、7月29日今回も千葉県・幕張メッセで「ワンダーフェスティバル2012[夏]」が開催された。

まず最初にお断りしておきます。本リポートには萌えるフィギュアやかわいいコスプレといった要素はございません。そういったものを期待された読者諸兄姉には最初から謝罪しておきます。すいません、今回、美少女とかコスプレとかの成分0です。
ということで、まずこちらでもご紹介した大日本技研の「PDFクラフト スコープドッグ1/1」(展示のみ)のご報告を。





搭乗可能な巨大ロボが遂に発表!!
日本のロボットアニメファン&ロボットビルダーなどの間では話題となっていた、水道橋重工の搭乗可能な巨大ロボ「クラタス」の発表もワンフェス会場内でありました。撮影禁止の部位はないとのことであちこち撮影してきましたので、とにかく実物の持つ圧倒的な存在感、独特な迫力を、一部なれども味わっていただきたいです!









第二次世界大戦時車両のレプリカかと思ったら……
さて今度はこちら、第二次世界大戦時のドイツ軍車両のずいぶんリアルなレプリカですねえ、と思ったらホンモノなんだそうです! つまりはレストアというヤツですね。ワンフェスは出展内容が幅広いとは思いましたが実際の軍用車両、それも第二次世界大戦のを間近で観ることができるとはなんとも得した気分です。趣旨的には、カマドの代表取締役社長である小林 雅彦氏が実際にレストアした際の経験を元に執筆した「ケッテンクラート解体新書」(PANZER 2011年6月号臨時増刊、小林 源文氏、佐藤 元信氏、モリナガ・ヨウ氏も寄稿している)を販売するということでしたが、なんと希望があればレストアした「ケッテンクラート」も販売可能とのこと。価格はだいたい、1000万円ぐらいだそうです。



飛ばない紙飛行機が飛ばないけどすごかった
最後に紹介するのは、その一角だけ独特のなんとも不思議な雰囲気を醸し出していた、「折り紙の進(すすむ)工房」ブースです。展示している色とりどりな紙飛行機たちは、見たこともないぐらい複雑な造形だったので、「これ飛ぶんですか?」と筆者は思わず聞いたのですが答えは「飛びません」でした。紙飛行機なのに飛ばないとは……、これだけ聞くといきなりダメだしを食らってしまいそうですが、実物を見ると納得。なんともはや、1枚の折り紙でできているとは思えません。





完成予想図を描いたりすることはなく、基本的に自由に折っていくと偶然性もあって作品が完成するのだそうだ。その際、縦横斜めに16等分に折り目が入った用紙を使うのが秘訣

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