映画「オズの魔法使い」に登場する少女・ドロシーといえば赤いルビーの靴。赤い靴のかかとを3回鳴らすと家に連れていってくれるシーンは、映画ラストに登場する名場面です。

 この赤い靴にインスパイアされたロンドンのアーティスト ドミニク・ウィルコックス氏は、GPSを内蔵しLEDライトの点滅で家まで連れて行ってくれる靴を、靴メーカーのGlobal Footprintと共同で開発しました。

画像
USBで接続し、自宅の情報をインプット。靴にはソフトウェアとUSBケーブルが付属している

 靴に自宅の住所を登録すれば、あとはGPSが現在地から自宅まで案内してくれるというもので、ちゃんとかかとを3回ぶつけることで起動するようになっています。あとはつま先に仕込まれているLEDの点滅(距離や方向を表示)を信じて家に帰るだけ。

画像
左のつま先は方角を、右のつま先は距離を表示

画像
靴底にはエッチングされたかわいいアイコンが並ぶ

画像
No Place Like Home GPS Shoes