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イギリスの大衆紙「デイリー・メール」は19日、東京の満員電車に乗る乗客の写真を集めた写真集「東京コンプレッション」を紹介している。
撮影はドイツ出身のマイケル・ウルフ氏で、1995年の地下鉄サリン事件の取材で初めて来日し、東京の電車を経験した。それ以来、出勤時間の7時半から8時45分の間、満員電車に押し詰められている苦しい表情の人々の写真を15年間かけて撮り続け、今回の写真集になった。
記事では、毎朝1100万人が東京の交通機関を利用しているとし、その様子を「缶詰にされたサーディンのようだ」と表現した。また、「通勤地獄」「押し屋」「痴漢」などの言葉も紹介している。
ウルフ氏は自身のWebサイトで「写真を撮られたくなくて、身をよじったり、目を瞑ったりする乗客から不快感を描写した」と、被写体となった乗客から許可を得ていないことを匂わせる内容を語っている。
記事のコメント欄には「東京地下鉄ってスリ師にはパラダイスなようだ」「写真を見るだけで閉所恐怖症を起こしそう」「死体の写真みたい」「これは人生じゃない。どこか違うところの仕事を探して移住すべき」など、様々な意見が寄せられた。
また、「ロンドン地下鉄だってこうなんだ」「日本の電車は少なくともクーラーはついている」など、ロンドンの地下鉄と比べて、東京の環境が取り立てて悪いわけではないとする意見も寄せられている。
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記事提供元:livedoorニュース
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