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東京大学大学院情報学環の河口洋一郎教授は「宇宙クラゲ」をテーマとし、クラゲが泳いでいる姿をロボットで制作しています。クラゲがのたうっている雰囲気を芸術的な感性で表現することで宇宙で泳ぐクラゲをイメージさせています。
今まではこのような軟体動物をロボティックにしたものはあまりないと思います。柔らかい動きをたくさん作らなければなりません。シンプルな機構を組み合わせて、クラゲの艶かしい動きを作るところに重点を置きました。繰り返しのゆらぎをうまく連動させながら、将来的にはそれに反応して感情的にいろいろやってくれるところまでもっていきたいと思っています。
今回展示されているロボットの原型は薩摩焼というセラミックの陶磁器です。河口教授の地元の沈壽官と言う薩摩焼の著名な窯元の当主に、CGで型原型を作りそれを焼いてもらっています。
将来的にはもの作りの中に伝統工芸を入れていこうと思っているので、漆塗りなどにすることも考えています。今までやったことがないような組み合わせで新しい可能性を引き出して行きたいと考えております。
河口教授は単なる芸術作品ではなく、中に入って宇宙旅行が行えるようなものを制作することを最終的な目標にしています。日本の伝統工芸品を世界に輸出するためにハイテク技術との融合を視野に入れ、今回のプロジェクトの成果を新しい文化創出に活かしていきたいと考えています。
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