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ヨガインストラクターなつみ先生に、オフィスでできるストレッチを教えてもらう本連載。今回は、身も心も縮こまってしまいそうな寒い季節にぴったり。首コリ改善をメインとしたストレッチを教えてもらいます。
「寒いと感じると、人は無意識に体を縮こめてしまうもの。中でも肩は力の入りやすい部位。肩が上がって、首を縮めてしまわないように、意識をして伸ばすことが必要です」(なつみ先生談)


では、さっそく首コリ解消のストレッチを紹介します。
1.首のまわりをほぐす

まずは、頭の重さを利用し、ゆっくり首を前に傾けます。後ろ側には倒さないよう、息を大きく吸いながら頭を右まわりに半周させ、ゆっくり吐きながら元の位置まで戻します。首の後ろ側を避けるのは、神経がたくさん通っているため。無理に圧迫しないように気をつけましょう。
息を大きく吸いながら左まわりも同様にほぐしていきます。病みつきになる気持ちよさですが、だいたい3回ほど繰り返すといいでしょう。鼻から吸って、鼻から吐く。ゆっくり呼吸をすることで、体の中も温めることができます。
2.首の側面を伸ばす

首をゆっくり左側に倒し、一度大きく息を吸って、吐きながら右肩を落とします。身体は息を吐いている時にリラックスしやすいので、 ストレッチをより深めたい時は「息を吸って、吐きながら右肩を落とす」の動作を繰り返しましょう。この時、写真のように肩に手を添えることで、首の側面に一段と伸びを感じることができます。
せっかくストレッチしても、どこを伸ばしているかわからないまま行っていると、効果は半減。場所をしっかり意識することで、きちんと伸ばすことができます。反対側も同様に。左右のバランスを保つためにも、右左と交互に行いましょう。
おまけ:白湯を飲む
平日はIT企業に勤める会社員でもあるなつみ先生。デスクでは、コーヒーや水ではなく、あたたかい白湯を飲んでいるそうです。会社にウォーターサーバーやポットがある人はぜひそれを利用して、ない人もコップに移したミネラルウォーターをレンジで温めるだけで簡単にできるので、ぜひ試してみてください。白湯を飲むことで、ガチガチに固まった体を内臓から温めることができます。
いかがでしたか? 今回は、オフィスの席で座ったままできる、首コリ改善ストレッチを教えてもらいました。首が伸びていると、姿勢がきれいに見えるのはもちろん、血流がよくなって、顔色もアップ! まだまだ寒い日が続きますが、ストレッチで体を内外から温かくして乗り切りましょう。次回もお楽しみに!
取材協力 / ヨガインストラクター なつみ
取材・撮影・文 / 橋本紗友里(HUSH)
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