京都大学の生協各店で販売中の「素数ものさし」をご存知ですか? 定規に刻まれた目盛りは“素数”だけ。価格も素数にちなんだ577円です。

 「素数ものさし」のサイズは18センチメートル。「2・3・5・7・11・13・17」と、素数の部分だけに目盛りが付いていて、上部でセンチメートル単位を、下部でミリメートル単位を測ることができます。京都大学の不便益システム研究所とサマーデザインスクールが共同監修した不便益グッズ第1弾とのこと。

 開発陣からは「素数以外の数をどうやって測ればいいのか考えさせることで、暗算に強くなる」「副次的に長さ感覚が見につく可能性がある」など、秘められた効用(?)が語られていました。使い慣れるのには時間がかかりそうですが……。


 それでも、ネット上の反応は、「すごく欲しい」「通販希望」「ブッチ神父が愛用してそう」など、好意的なものが多く、ユーザーの声はTogetterにもまとめられています。

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