かぶれば周囲のものがすべてスローモーションに見える――ドイツのアーティストがそんなヘルメットを作りました。

Decelerator Helmet

 Lorenz Potthast氏が作った「Decelerator Helmet」は、金属の球体がすっぽり頭を覆うようになっています。中には小型コンピュータとヘッドマウントディズプレイが搭載され、ヘルメット外部のカメラからの映像を処理して、装着者に見せる仕組み。ヘルメットの外にもディスプレイがついており、装着者の見ているものを映しているようです。

 映像の速さは手のひらサイズのコントローラで操作可能。通常スピードでもスローモーションでも、さらには加速させて見ることもできます。かぶれば面白い体験ができそうです。