
大人気ゲーム「パズル&ドラゴンズ」を運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントが4月29日、同作初の公式オフラインイベント「パズドラファン感謝祭2013」を開催した。当日は入場規制がかかるほどの大盛況。待機列は一時5時間待ちとなり、最終的に入場できなかった来場者も多くいた。まさに1300万ダウンロード突破の勢いを見せつけた格好だ。
会場では小中高生や親子連れの多さが印象的だった。当日行われた「第1回パズドラ ジャパンカップ」で決勝に進んだのもすべて10代前半のプレイヤーだった。一方で、ゲーム内のランクが300、400レベルのヘビーユーザーも集結。会場で見かけたプレイヤーたちの声を通して、パズドラの人気の秘密に迫ってみた。
「親子で朝8時から並んでます」
イベントの冒頭。ガンホーの森下一喜社長がラグナロクオンラインのコスプレ姿でステージに登場し、開会を宣言した。会場の中央にはカオスデビルドラゴンの特大フィギュアが鎮座する。

今冬発売予定のニンテンドー3DSソフト「パズドラZ」の体験コーナーは終始行列の絶えない人気となっていた。パズドラの生みの親である山本大介プロデューサーは1年前、AppBankのインタビューで、家庭用ゲーム機版のパズドラを作りたいと明かしていた。構想が実現し、感慨深いものがあるではないだろうか。

そして、今回のメインともいえる「第1回パズドラ ジャパンカップ」の予選会場。専用アプリで固定モンスターを使い、5つのステージが用意されたダンジョンをタイムアタックで競う。自分が育てたモンスターを使うことはできないので、純粋なパズル力が勝負の要になってくる。午前7時10分には参加定員390人に達する人気で、先頭に並んでいた人は午前4時にやってきたという。


会場内を散策していて気づいたのは、親子連れの多さだ。パズドラの家庭用ゲームへの参入は、「子どもたちにもパズドラを遊んでもらいたい」との思いから出発しているそうだが、もはやこれを実現してしまったのではないかというくらいに小中高生であふれている。
埼玉から来ていた一家のお父さんに話を聞いた。高校1年生の息子とその友達がパズチャレに参加するという。「パズドラは家族でやっていて、私(父)と息子2人(高1と小4)で遊んでいます。今日は息子の友達も連れて朝8時くらいから並び始めました」――こうした家族は珍しくなく、親子でパズドラをプレイする光景がたびたび見られた。

子どもがプレイするとなると、気になるポイントは“課金”だ。有料アイテムの使いすぎといった心配はないのだろうか。さきほどのお父さんに聞いてみると「課金はおこづかいの範囲内でするように言ってあります。問題は無いですよ」とのことだった。
会場にはWi-Fiスポットが用意され、子どもたちがiPadなどのタブレット端末を使ってプレイしているのを見かけた。高校生ともなればスマートフォンを持つのも一般的なお年ごろかもしれないが、スマートフォンを買い与えられていない下の世代にとってはタブレットがゲーム機なのだろう。ちなみにイベントの性質上、ニンテンドーDSやPSPを取り出している人はほとんど見なかった。
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