シンガポール国立大学のニメーシャ・ラナシンハ(Nimesha Ranasinghe)教授が率いる研究チームが、装置の先に付いた電極で味を再現する“デジタルあめ玉(Digital Lollipop)”を開発しているそうです。The New York Timesのブログなど複数のメディアが、同研究を取り上げていました。

電流の特性を操作することで、甘味、塩味、苦味、酸味を感じさせることに成功しており、さらに多くの味覚を再現することを目指して研究を進めています。見た目はまだ“あめ玉”というより“電極装置”といった感じですが、開発が進めばもっとフレンドリーな形になりそうですね。
また、研究チームでは、デジタルあめ玉のような味覚再現装置とインターネットを組み合わせ、味をネットでやり取りする技術も研究しています。この研究では、味を指定するマークアップ言語「TasteXML(TXML)」が提案されています。

味覚共有プラットフォームがインターネット上に登場し、スマートフォンのようなモバイルデバイスを通じて味を共有できる――そんな将来をニメーシャ教授らは信じているといいます。TasteXMLが使える未来、ちょっとワクワクしませんか?
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