人気マンガ「ガラスの仮面」に出てくる幻の演劇作品「紅天女」が、新作能として3月2日に名古屋能楽堂(愛知・名古屋)で公演されます。午後1時・5時の2回公演。マンガの作者・美内すずえさんが監修を務め、両公演の上演前にトークも行います。

マンガで結末が語られていない「紅天女」が、新作能の物語として最後まで見られる。能面を付けた月影先生の名演技を覚えているファンも多いはず
「紅天女」の新作能は2006年に国立能楽堂で初演され、名古屋では初めて上演されます。マンガでは主人公・北島マヤとライバル・姫川亜弓がその主役の座をかけて競い合い成長していく重要な作品。結末はまだ語られていないので、新作能では原作に先がけて1つの「紅天女」を最後まで鑑賞することになります。
脚本は宝塚歌劇団・植田神爾さん、演出と主演の阿古夜・紅天女役は梅若玄祥さん、仏師・一真役は福王和幸さんが務めます。入場料はS席が1万1000円、A席が9000円、B席が7000円。チケットはCBCラヴァーズショップやチケットぴあなどで販売しています。主催は中部日本放送・中日新聞社。
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