1月19日午後8時30分。閉園時間を過ぎた東京ディズニーランドに、いつものように閉園アナウンスが流れます。が、いつもとはなにか、雰囲気が違う……!?
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謎解きを無事クリアした勇者は、全参加者の1割にも満たない人数しかいませんでした。この展開に残りの9割の参加者はポカーンとしています。しかも、とらわれのミッキーはまだ閉じ込められたまま。どうやら、全員が謎を解く呪文を言わないと、魔法は解けないみたいです。そこで、謎を解いた勇者の1人、朝倉さんが謎解きのレクチャーに登場します。

ここで全員がきれいに全ての謎を解くと、途中のステップで手に入れたいろんなものから、とあるアイテムを作り出すことに成功。全員でそれを掲げると……「夢と魔法の王国」に、いつも通りのハピネスが戻ってきました。ありがとう、勇者のみんな!








東京ディズニーランドでしかできなかった「物語の主人公になれる」謎解き

今回の取材にてこの謎解きプログラムを開発した、オリエンタルランド リゾートクリエイト部テーマショープランニンググループの近藤さんにお話を伺ったところ、今回のプログラムの苦労した点について「たくさんの方が楽しめる謎であり、かつ2割くらいの方がクリアできるように調整した」とのことでした。
そして謎解きプログラムについては、「物語の主人公になる、登場人物になれるというのが謎解きプログラムのポイントなので、東京ディズニーランドを舞台としてどう盛り込んでいけるかを考えて企画した」とのことです。
それを踏まえると、ディズニーのファンからするとこれ以上ない内容だったと思います。マレフィセントというキャラクターは、ディズニー史上においても最強、最恐の悪役であり、古くは東京ディズニーランド10周年ショー「イッツ・マジカル」や現在も東京ディズニーシーで開催される「ファンタズミック!」でもミッキーと最後に対峙する、象徴的なキャラクターです。

東京ディズニーリゾートにとって大事な大事な「ハピネス」を奪い、ミッキーを閉じ込めるという悪事もしびれますが、最後に勇者たちが取り出したアイテムの演出には鳥肌がたつほどでした。
そのアイテムは残念ながら大人の事情でご紹介できないのですが、僕たち、私たちが東京ディズニーランドで一番欲しかった、いまではもう手に入ることはない「勇者のメダル」に関係するもの。東京ディズニーリゾートの危機を救うのは、やっぱり勇者たちです。これ以上ない舞台でのイベントでした。

東京ディズニーリゾートの謎解きは終わらない!
この「魔法にかけられた夜の王国 奪われたハピネスを取り戻せ」は全部でたった3回、各回1000人しか参加できませんでした。私個人としてもチケットが確保できず、とても悔しい思いをしていましたが、そんな皆さんに朗報です。
インタビューに応じてくれた近藤さんによると、早ければ今年の夏、2014年内にも再度今回のような謎解きプログラムを企画・検討しているそうです。今回は貸切のスタイルで行いましたが、営業時間内での開催や、東京ディズニーシーでの開催など、さまざまな手法での検討が進んでいるとのこと。ぜひ、次回こそはお仕事ではなく本気で謎をクリアしたいところです。ディズニーマニアも謎解きマニアも満足した、楽しいイベントでした。