
ヤマハ発動機は3月20日、オリジナルアニメ「Master of Torque(マスターオブトルク)」を公開しました。近未来の東京を舞台にオートバイに乗る3人の若者を描く架空の物語。全4話構成で、現在は第1話をYouTubeで視聴できます。かっこいいバイクの走行シーンは注目です。

あらすじは以下のような感じ。
オリンピック開催まであと3年に迫った2017年の東京。至るところで首都高の解体・改修、新規増設工事が急ピッチで進んでいた。
世界に先駆けて人工筋肉繊維の実用化に成功した巨大企業「ヒューガ・コーポレーション」は、人の肉体機能をサポートする器具を次々と世に送り出し、急成長を遂げていた。
国道246号線の外苑前に本社を構えたヒューガ・コーポレーションは、一部の選ばれたプロアスリートだけがもつ特殊な技能を、ごく普通の人の肉体であっても発揮させてしまうパワードスーツの開発に密かに着手、業界他社を完全に圧倒し、独占的な地位を確立しようと目論んでいた。
ヒューガ・コーポレーションの総務課に勤務する天羽騨は、昼間は割り切ったサラリーマン生活を送りながらも、夜になればバイクとともに生きる充実感をエンジョイしていた。そして、夜の国道246号線には、謎の黒スーツを身にまとったライダー集団が出没していた。彼らを追うフリージャーナリスト・御影真希奈。ヒューガ・コーポレーションの御曹司・日向光太郎。3人の若者は逃れられぬ運命の糸によってたぐり寄せられていく……。
謎のライダー集団、パワードスーツの開発に密かに着手した巨大企業……気になるキーワードが散りばめられていますね。「外苑前」「国道246号線」など実在する地名や道路名が登場しているのも特徴の1つ。公式サイトの「Stage」コーナーには、物語の舞台に関する詳しい解説が載っています。
4月10日発売の新製品「MT-09」「MT-09A」やモーターサイクルを操る楽しさを伝える目的で制作されました。特設サイトは日本語・英語に対応しており、アニメの英語字幕付きバージョンも公開。同社は「独自のものとして高く評価されている日本アニメの表現手法を用いることで、日本文化の特徴でもある『豊かな発想に基づく芸術性・創造性』や『モノ創りに対する姿勢』についても、国境・世代を超えてグローバルに発信することを意図しています」とコメントしています。
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