ブロッコリーが4月10日に発表した2014年2月期決算は、経常利益が前年同期比158.0％増の21億5000万円、純利益が同117.5％増の19億800万円、売上高が同55.2％増の67億8600万円で増収増益だった。拡大した主な要因として「うたの☆プリンスさまっ♪」がゲーム・CD・グッズ部門で好調だったことやカードゲーム「Z/X（ゼクス）」の好調を挙げている。

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ブロッコリー公式サイト

　決算書には「うたの☆プリンスさまっ♪」が12回にわたって登場。次期の見通しで、「『うた☆プリワールド』プロデュースを更にスケールアップさせる」と宣言したほか、中長期的な会社の経営戦略においても、「『うたの☆プリンスさまっ♪』の“ヒット”から“ブーム”へ、さらには“ムーブメント”への昇華を目指し、『女性向けゲームメーカー』としてのポジションの確立を図る」と明記している。

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決算書に「うたプリ」

　2015年2月期の業績予想は、売上高61億〜68億円、営業利益16億〜20億円、経常利益16億〜20億円、純利益10〜12億円。純利益の減少は税務上の繰越欠損金が2015年2月期に解消することで、法人税などの納付額の増加が見込まれるためとしている。