人気ゲーム「ファイナルファンタジーVII」（FF7）の物語を、3部構成の音楽で再現した特別コンサート「交響組曲『ファイナルファンタジーVII』」が、6月21日にサントリーホール（東京都港区）で開催される。

　主催は、ゲームやアニメなどの音楽イベントを企画運営するアイムビレッジ。同社は、作曲家の植松伸夫さんを特別音楽顧問に迎え、ゲーム音楽コンサートシリーズ「Game Symphony Japan」をスタート。その第1弾としてFF7を取り上げる。

　プログラムはFF7の「ストーリー」に焦点をあて、オープニングからエンディングまでを3部構成で再現。演奏は東京室内管弦楽団が担当し、指揮は志村健一さんが務める。植松さんも登場する予定。

　同社によると、サントリーホールでのファイナルファンタジーシリーズの演奏は史上初（ゲーム音楽では「ドラゴンクエスト」シリーズの開催実績）。「日本最高の音響と環境でFF7の音楽を体験できる」としている。

　料金はS席1万円、A席8500円、B席6500円。ローソンチケット（Lコード 33999）、チケットぴあ（Pコード 229-051）で発売中。

東京室内管弦楽団
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プログラム

交響組曲『ファイナルファンタジーVII』（全3部構成）

作曲・監修　植松伸夫

第1部（編曲　竹岡智行）

オープニング〜爆破ミッション〜魔晄炉〜爆破ミッション

教会に咲く花〜急げ！〜闘う者達〜ファンファーレ

神羅カンパニー〜血の跡〜更に闘う者達〜クレイジーモーターサイクル

F.F.VIIメインテーマ

第2部（編曲　鹿野草平）

5年前のあの日〜星に選ばれし者

ゴールドソーサー〜花火に消された言葉

不安な心〜俺は…誰だ〜エアリスのテーマ

絶望の淵から〜山の向こうに〜空駆けるハイウインド

星降る峡谷〜想いを胸に〜生命の流れ

悪夢の始まり〜J-E-N-O-V-A

第3部（編曲　木村裕）

北の大空洞〜最期の日〜リユニオン〜完全なるジェノバ

神の誕生〜片翼の天使

星の危機〜スタッフロール