ジャジャジャジャ〜〜〜ン! ジャージャージャージャぁああああん!!

 紙に書かれたグラフィックをスマートフォンのカメラでなぞると、ベートーベンの「運命」が聞こえる………! こ、これは!!!



画像(W.A.Mozart - Lacrimosa)
W.A.Mozart – Lacrimosa

画像(J.S.Bach - Toccata)
J.S.Bach – Toccata

 実はこのギザギザしたグラフィカルな画像、楽譜になっているのだ。アプリを起動し、このギザギザの楽譜をカメラで読み取れば、楽譜に書かれた音楽が再生される。

 それだけではない。録音をすれば、どんな音楽も音声もこのギザギザの楽譜として出力してくれる。それをアプリでなぞれば、何度も再生できるのだ。原理は「現代版蓄音機」といったところだろうか。

 もちろん自分で楽譜を書くことも可能。指定の用紙にペンで線を引くと、それを認識して音に変換してくれる。


画像(指定用紙)
指定の用紙

 この「PhonoPaper」というアプリ、iOS版Android版ともに無料で配布されている。実際にサンプルを印刷してなぞってみると、おお! となる。アナログっぽさも、またいい。