2014/10/16 13:31（公開） 
マネキンがひたすらボーッとし続けるシュールな映像作品に。
ミュージカル風機内安全ビデオ（関連記事）などユニークな映像作品に定評のあるヴァージン・アメリカ航空がまたやってくれました。今度は「退屈な機内」をテーマに、約6時間のCMを公開しました。6分じゃなくて6時間です。
動画は「BLAH（つまらない）航空」という架空の航空会社のフライトを離陸から着陸まで完全再現したもの。その名の通り機内サービスや娯楽はしょうもないものばかりで、大半の時間は虚空を見つめてボーッとしたり目の前のテーブルを無意味にいじくる主人公の姿が映されています。こんなのが6時間続くとかただの罰ゲームだろ！
ネットもできない
雑誌も死ぬほどつまんない
テーブルでもいじろう……
そして虚無が訪れた
もちろん無意味にこんなシュールな映像を作るはずがありません。これは「こんな動画見ていられない！」という気持ちを逆手にとったCM。「PCを開いたけどWi-Fiがつながらない」「置いてある雑誌が死ぬほどつまらない」など主人公と視聴者が絶望するシーンになると、すかさず良質なサービスを誇るヴァージン・アメリカ航空のサイトへのリンクが表示されるという仕掛けになっています。
（たろちん）
