ファンタジーの世界に迷い込んだ気分になれそう。
まだあまりガイドブックに載っていないようですが、世界中の旅行者が「ブラジルへ訪れた際には、ぜひ寄るといい」と勧めている隠れた観光スポットがあります。それが、リオデジャネイロにある王立ポルトガル図書館、通称「幻想図書館」です。
この図書館は1837年にポルトガル人によって設立されました。1808年のナポレオン軍のポルトガル侵攻で、ポルトガル王室がリオに逃れ、そこに政府を置いて急速な近代化を進めたのです。その一環として、王立ポルトガル図書館ができました。
その後、1900年には公立図書館となり、誰でも中に入れるようになりました。現在、ポルトガル以外の国で、ポルトガル語による蔵書がまとめられた最大の図書館となっています。とはいえ、35万冊にのぼる蔵書は、特別な許可を受けた専門家しか手に触れることはできません。
これぐらいの規模と美しさを誇る図書館は、世界でもなかなか例を見ないと思われます。リオへ行ったら、ぜひご覧になってくださいね。無料ですし(2014年秋現在)。
(海原ゆりえ)