NHKで1月12日、「知られざるコミケの世界」という番組が放送されました。時間は約35分。60万人を3日間で動員する超巨大イベント(コミックマーケット87)を実際に取材し、かなり好意的にまとめた番組でした。この番組を見たマンガ・アニメファンや作家たちはさまざまな反応をTwitterに流しています。その一部をご紹介します。


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NHKがコミケ会場にカメラを持って潜入。みんなドキドキでした


ナレーターは古川登志夫さん。人数に驚いていたようです


漫画家、畑健二郎さんも登場。インタビューを受けていました


コミケのR18率は実はそんなに高くない。今回は手作り絵本作家の参加者が登場していました


コミケは若者から、このくらいの年代の方まで、幅広く参加しています


大人になっても、何歳になっても楽しめるのがコミケ


ぜひやってください……!


ネットで有名な蝉丸Pも出演


 番組終了後はたくさんの感想ツイートがアップされました。話題が集中したのはNHKのコミケに対するスタンスと、一部言葉のあやがあった部分。


コミケは出展者も買い手も「参加者」です。ただそれを説明するのはなかなか難しいですね


今回の番組は「知らない人向け」でしたね


こういうことだそうです


 一部では、家庭で見て反応があったお宅も多かったようで、親バレする家もあれば、親が理解を示した家もあった様子。好意的にコミケを映しているので、比較的知らない大人に好印象を与えていたようです。さすが「カードキャプターさくら」を放映していただけのことはある。


親許可が! おめでとうございます!


「楽しそうなとこ」っていうのが伝わるのは、幸せなことです


その一方でこんな方も。Oh……


アッ、ハイ


 全体的にコミケの魅力を語る番組だったので、好感を持って見ている人が多かったようです。かなり細かく裏方の仕事や、準備会の守っているポリシー、ルールなども放映されました。


昨今の表現問題も踏まえてフラットな視線で語られていました


恐れおののいて見ていた方も多かったようですが、きれいにまとまっている珍しい番組でした


あえてエロに対してどういう対処をしているのかを映像にしたのは、ちょっとすごい


エロもあるけど、それは一側面。普段コミケに参加している人でも新鮮に感じた方は多いかも?


今や一大文化です。NHKがあえて好意的に作ったというのは、家族で見ても安心という意味でもすごいこと


「素晴らしい場所」ではなく、「バカできるお祭」という説明は適切かも


なぜ苦労してまで集まるのか。それは参加しないとわからない(参加する場合は、事前準備はしてね!


東日本大震災で被災した人、こつこつ働いて絵本を作っている人、ゲームを作る16歳……みんな実生活はバラバラです


 好意的な番組だっただけに「いいところだけを写している」という批判的な意見も多く上がっていました。確かに実際のコミケは戦場のような一面もあります。


繊細なおたくの感情が伝わってきました


きつい経験をしてきた人ほど、心がごちゃごちゃするのかもしれません


貴重な資料価値のある番組だったのは事実ですね


 さて、今回の番組自体は再放送の予定はありません。しかしこんな告知が出ています。


再放送要望次第のようですね


 もう一度見たい! あるいは見逃した! という方は再放送希望を出してみるといいかもしれません。


たまごまご