「つきたてのおいしいお餅を食べられるお店がある」。そんな情報を聞きつけました。お餅といったら正月に食べるものという印象が強いですが、そのお店ではどうやら年中食べられるのだとか。しかもつきたてで。1月の、まだ世間がお正月モードの頃に行こうと試みたところ大混雑で断念。客足が少し落ち着くまで待ってから行ってきました。
土日は開店直後から混雑することも
東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅を降り、隅田川方面に向かって歩くこと5分。アーケードの中をずんずん進んでいくと、突如現れる臼! なんと、お店の前に臼が置いてあります。ここがつきたてのお餅が食べられるお店、その名も「月光」。木を基調とした和の雰囲気漂う外観に、期待が高まります。
店内
扉を開けると、これまた和風な店内。うちわやお手玉、座布団などの小物が随所に飾られており、どこか懐かしい気持ちに。
メニューを見てみると、きなこもち、ごまもち、からみもち……お餅づくし! とても選びきれない! 店主の堀口さんに、お店のオススメを聞いてみました。
「当店オリジナルの『どんぶりもち』はいかがでしょう。温めたお餅に麺つゆをかけたもので、薬味と一緒に召し上がっていただけます」(店主・堀口さん)
説明だけでもおいしそうなんですけど!? というわけで、どんぶりもちを注文。
「どんぶりもち」(700円)
出てきました。これがどんぶりもちです! お餅3つに、大根おろし・わさび・もみのり、3つの薬味とほうじ茶がついてきます。いざ実食!
お餅がみょーんとのびるのびる
まずは、めんつゆに絡めたノーマルなお餅をひと口。や、やわらかい! きめが細かく、つるっとした喉越し。こんなお餅、家では食べられない……!
「当店では手づきでお餅を作っています。また、青森県五所川原から直送している新鮮なもち米を使っているので、いつでもおいしいお餅を召し上がっていただけるんです」(店主・堀口さん)
美味しさの理由に深く納得しながら、今度は薬味と一緒にいただきます。ピリッと辛い大根おろし、香り立つ本わさび、ごまをふりかけたもみのり、いずれもお餅との相性抜群。1つずつ堪能したら、ぜいたくに全部混ぜても良し。好きな組み合わせを作るも良し。食べ方いろいろです。
食べ終わったら、ほうじ茶を飲んでほっと一息。なんなんでしょうか、この贅沢な時間。この後も仕事なのに、どうでもよくなってきました。
「お餅に合わせて、日本茶を選ぶとより一層美味しく召し上がっていただけます」(店主・堀口さん)
例えば、きなこもちなら煎茶や抹茶、ごまもちならそば緑茶がピッタリなのだそう。心惹かれますね〜。筆者は次は絶対に、きなこもちを食べると誓いました。ちなみに、都内でつきたてのお餅が食べられる喫茶店は「月光」のみ。お餅好きな人はぜひとも一度三ノ輪まで足を運んでみてください。本当にオススメです。
お餅を買うこともできます
(中村未来/清談社)
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