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飴の専門ブランド「あめやえいたろう」から、宝石あめ「スイートジュエル」が登場しました。銀座三越店、伊勢丹新宿店などで3月4日より販売しています。

「スイートジュエル」は、実在のダイヤモンドやクリスタルと同じカットを施した、“宝石の輝き”を持つあめ。形は4種類で、数奇な運命を辿る有名なダイヤモンドなどがモチーフになっています。


「女王の輝き」&「美しい謎」
額縁をイメージしたオリジナルギフトボックスには、メッセージカードを入れることができ、ウィットに富んだメッセージツールとしても使用可能。ホワイトデーなどで活躍しそうです。価格は「女王の輝き」は3780円(税込)、ほか3つは3456円(税込)。


「太陽の花」&「祝福」
“宝石”のストーリー
- 「女王の輝き(コ・イ・ヌール)」
1304年頃発見された世界最古にして最大のダイヤモンド。インドカーティャ朝時代、女神像の目としてはめ込まれていました。1739年ペルシャ王がインドに侵攻した際持ち去り、そのきらめきを見て「コ・イ・ヌール(光の山)!」と叫んだといわれています。「この石を手に入れた者は世界を統一できる」と信じられてきました。その後ビクトリア女王に献上され、現在でも王室の戴冠式に使用される重要な宝石となっています。
- 「美しい謎(ピゴット)」
最初の所持者ジョージ・ピゴット男爵の名前から命名されました。一時はナポレオンの母マダム・ボナパルトが所有。最後の所有者はアルバニアの統治者アリ・パシャ。1822年トルコ皇帝がアルバニアを包囲した際、この宝石の引渡しを要求し、宮廷で格闘となりました。アリ・パシャの命令で敵方に渡らぬように打ち砕かれたと記録されていますが、その後の行方は謎に包まれています。
- 「太陽の花(パシャオブエジプト)」
インド産の8角形ブリリアントカットダイヤモンド。1848年エジプトの将軍エブラヒム・パシャが購入。その息子が追放された際に多量の宝石とともに持ち去ったと記録があります。その後売却され1933年にはカルティエによって売られエジプトのファルーク王の所有に。これをイタリアの宝石商ブルガリが買い取り、アメリカに渡り、このとき指輪にセットされました。現在はヨーロッパで個人所有になっています。
- 「祝福(クリスタルティアドロップ)」
日本のカット技術からうまれた、幸福を呼ぶとされているクリスタルです。ティアドロップは「涙のしずく」の意です。この涙は悲しみの涙ではなく、安堵に満ちた幸せな涙のしずくなのです。水晶のように透明なティアドロップからは虹のような輝きが溢れ、虹のかかる空にはその輝きを喜ぶように天使が舞い、祝福をしているイメージがあります。
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