「わたあめすき焼きカルビ」、という聞き捨てならない食べ物が、期間限定で登場している(2015年4月12日まで)。薄切りのカルビの上に、こんもりと膨らんだわたあめが盛り付けられ、わたあめの上から割り下をかけてじゅうじゅう焼くというのだ。どうしてわたあめなのか、わたあめとお肉は合うのか、わたあめとお肉を一緒に焼くとどうなるのか、疑問点がこんもり膨らみつつも、食べに行ってみた。目指すは牛角である。
実物を目の前にすると、思った以上にもこもこ。肉がほとんど見えない。
「わたあめすき焼きカルビ」(590円)
これを、七輪の上に乗せる。
じゅうじゅう
七輪に乗せても、案外わたあめは溶けずにもこもこしたまま。ここに、割り下をかけていくと……。
お?
おお?
おおおっ!
わたあめ溶けたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
わたあめが溶けきったらそのまま七輪で焼き続け、
タレがぶくぶくしてきたらぼちぼち食べ頃。
卵にからめて食べる
わたあめがこんもりしていたのが嘘のように、焼いてみるとごく普通のお肉に見える。卵にからめて食べてみると、いわゆるすき焼きよりも若干甘めの味。もともと、すき焼きの割り下には砂糖やザラメなどの糖分が含まれているため、それをわたあめで代用してもそう離れた味にはならない、ということか。それでも、通常のすき焼き肉よりも甘いため、“デザート焼肉”といった印象を受けた。何よりも、わたあめが一瞬にして溶けゆく様子を目の前にすると、どんなにクールな人でも気持ちが高ぶらざるを得ない。気持ちが高ぶるということは、盛り上がるということ。周りを盛り上げられるということは、モテるということ。つまりこれは、この「わたあめすき焼きカルビ」は、モテる(確信)。
朝井麻由美(@moyomoyomoyo)。フリーライター・編集者・コラムニスト。ジャンルは、女子カルチャー/サブカルチャーなど。ROLa、日刊サイゾー、マイナビ、COLOR、ぐるなび、等コラム連載多数。一風変わったスポットに潜入&体験する体当たり取材が得意。近著に『ひとりっ子の頭ん中』(KADOKAWA中経出版)。構成書籍に『女子校ルール』(中経出版)。ゲーム音楽と人狼とコスプレが好き。
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