昨年12月から今年1月にかけて展示中のクロマグロやハガツオ、スマの死亡が相次ぎクロマグロ1尾となった葛西臨海水族園は、5月15日にハガツオを約30尾、スマを約30尾追加すると発表した。

 展示回復に向けた取り組みとして3月30日にアカシュモクザメ2尾、4月1日にタカサゴ類約500尾を展示水槽「大洋の航海者:マグロ」に導入し、水槽内の環境を確認していた。

葛西臨海水族園

水槽の様子(5月8日撮影、葛西臨海水族園より)


 アカシュモクザメとタカサゴの飼育経過は良好で、水槽内の飼育環境に問題はないと判断した。今回は、マグロ類の展示回復を目的に同じサバ科魚類のハガツオとスマを導入して様子をみる。ともに開園前に作業し、当日午前9時30分には展示される。その後は、6月中にクロマグロを導入する予定。

葛西臨海水族園

ハガツオ


葛西臨海水族園

スマ