フゴフゴと大イビキをかいて爆睡中のワンコの側に、メェメメェと声を上げる赤ちゃんヤギさん。向こう側に行きたいようですが、ワンコの方は全く起きる気配がなく、どいてもらえそうにありません。前足でポクッとワンコのおなかを叩いてみるも、効果なし。

子ヤギ「寝てるの〜?」 ワンコ「フゴフゴ……」

 何度か前足の置き場に悩んだ子ヤギさんですが、ひょいっと足をかけてぴょんっとワンコの上を乗り越えていきました。

よっこいしょ

 しかし、ワンコの眠りは深かったようで、あいかわらずイビキをかいたまま動きません。

起きない……

 あきれたようにワンコの顔をのぞき込む子ヤギさん。それにしても、遠回りして向こう側へ行くのが面倒だったのでしょうか?

姫野ケイ