2016年春からスタートするNHKの連続テレビ小説第94作が「とと姉ちゃん」に決定しました。戦後、一世をふうびした雑誌「暮しの手帖」の創業者たちをモチーフに、12歳で一家の父親代わりをすることになったヒロインが活躍を描くそうです。脚本はアニメ「TIGER&BUNNY」を手がけた西田征史さんが担当します。


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 舞台は昭和初期。静岡・遠州で育った小橋常子(ヒロイン)は、12歳で父を亡くすも、父の教え「当たり前の生活を大切にすること」を胸に、母と2人の妹の父(とと)代わりに。公式サイトでは、「女ばかりの常子一家が激動の昭和を駆け抜けていく、小さな家族の大きな年代記」だとしています。

 脚本を務める西田さんは「『連続テレビ小説を執筆することが夢』だと公言してきた」といい、制作にあたって「僕の夢が叶ったわけです。ただ、本作『とと姉ちゃん』はそうした『夢』とは無縁の物語」「彼女たちは『ただただ生きていく』ことに必死なのです(略)しかし、常子はそうした日々の暮らしの中でほんの少しずつ感じていくことになります……『何気ない瞬間の中に幸せが隠れていること』を」とコメントしています。撮影は今秋始まり、2016年4月4日〜10月1日に放送される予定です。

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西田さんはアニメ「TIGER&BUNNY」でシリーズ構成&脚本を担当していました