ねとらぼ

どう見ても店じゅうウンコちゃんだらけです。

「ウンコちゃんの家具屋さん」になったワケ

 そもそも、店名が「ウンコちゃん」になったのには関西ならではの理由がありました。「ウンコちゃんの家具屋さん」代表取締社長・大町さんは、こう語ります。

「まだアウトレットという名が一般的じゃなかった時代、関西の一部の家具業界の間では展示品やB級品などの家具を『ウンコちゃん』と呼んでいたんです。例えば『あめちゃん』のように関西人はよく名詞のあとに“ちゃん”付けして呼ぶ。そこで私たちも新品家具店としての創業にあたり、『ウンコちゃんの家具屋さん』という強烈なインパクトもありつつ、可愛らしい屋号にしたのです」

 ちなみに、お店のトラックも黄色のウンコちゃんで統一しているのだとか。


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お店のトラック。細部までこだわっています


 ウンコちゃんのイラストが描かれたトラックは、よーく見ると空飛ぶウンコちゃんから何かがポロポロと。関西圏ではTwitterやブログなどでよく「あの車は何?」と目撃談が飛び交うほど話題も沸騰中だとか。吹き出しには「なめたらあかんで!」と書かれていますが、……うん、多分一生「なめる」ことはないと思います。

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ウンコちゃんといえど、店内はスタイリッシュなアメカジ風

 ノリとインパクトに圧倒されていましたが、店内を見渡すとロックなテイストの家具やアメカジ風のセレクト家具、またはビンテージテイストの家具など、真面目にかなりお洒落です。


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カウチソファや天蓋付ベットなども格安


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アメカジ風な店内には若い世代のお客さんも多い


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ウンコちゃんなのにカッコいい


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最大で7割引きの激安家具も


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ウンコにかける、若きイケメン店長の熱き思い

 「真面目に格好悪いことをしていれば、そのうちそれがカッコよくなるんです」と熱く語るのは、先ほど店名の由来を教えてくれたウンコちゃんの家具屋さん代表取締役社長(店長)の大町さん。


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店長の大町さん


「創業当時は業界でも驚かれたり、笑われたりといろいろありました。メーカーにも相手にされなくて、納品した商品にリアルに猫の“ウンコちゃん”が付着していたことも……。でも昔の苦労があるから、今がある。お店に来てくれたお客さんが『ウンコちゃんってカッコいいじゃん』と言ってくれて、口コミでも大勢のお客さんが来てくれています。細部までウンコちゃんにこだわるのは、大阪人魂というか、『やるならとことんまで面白くしたい』というノリでしょうね。真面目にふざけて、突き抜ければそれが格好良くなるんです。いつか『家具といえばIKEA、ニトリ、……ウンコちゃん!』と言ってもらえるくらいになりたいですね(笑)」

 「真面目にふざける、突き抜ける」「格好良い空間作り」がモットーの大町店長。毎朝大声で唱える社訓だって、ちゃんと真面目にふざけてます。


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店長に続いて従業員も大合唱


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突き抜けたカッコよさ


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