バースデーソングでおなじみ「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」の著作権を巡って争っていた裁判で米連邦裁判所は9月22日、ワーナー・チャペル・ミュージックの主張を退け、歌詞そのものの著作権は有していないとの判決を言い渡した。

誕生日をお祝いする定番曲
海外の報道によると、著作権を主張するワーナー・ミュージック・グループ傘下の音楽出版社ワーナー・チャペル・ミュージックが、同曲を使用した映画を企画した制作会社グッドモーニング・トゥ・ユー・プロダクションに違約金を請求。制作会社はこれに対して訴訟を起こしていました。
裁判では歌詞の著作権が争点となりましたが、連邦裁判所はワーナー側が主張していた著作権は有効ではないとの判決を出しました。
同曲は19世紀後半にミルドレッド・ヒル、パティ・ヒルの姉妹によって作られ、出版社のクレイトン・サミーに著作権が託されていましたが、1998年にワーナーがクレイトン・サミーを買収し著作権を主張。これまで同曲の著作権によって年間200万ドル以上の収益を得ていたということです。なお、日本ではすでに著作権は消滅しています。

(笹原新之介)
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