エレクトリカル・パレード冒頭のロボットボイスもギターで出せるかも。
ローランドが3月に、エレキギターやベースの音に自分の声を合わせることができるエフェクター「ボコーダー『VO-1』」を、BOSSのコンパクト・エフェクター・シリーズの新機種として発売します。これを使えば人が歌っているようなギターサウンドが可能に!


「ボコーダー『VO-1』」
商品名にある「ボコーダー」とは、一般的にシンセサイザーに用いれられている技術。人の声をマイクを通してシンセ音に取り込み、その加工音を鍵盤などに設定してメロディを奏でます。声質という唯一無二の表現を音に加えたり、いわゆる“ロボットボイス”を出したりできるのが特徴。東京ディズニーランドの「エレクトリカル・パレード」の冒頭で流れるロボットのようなアナウンスも、ボコーダーを用いたものです。
このボコーダーの効果を、73×129×59ミリサイズのエフェクターでギター/ベースに盛り込むことができるのが「ボコーダー『VO-1』」。エフェクターに楽器とマイクをつなぎ、マイクに発声しながら弦を鳴らすことで、その声質を反映させたサウンドを出せます。エフェクトのON/OFFも一般的なエフェクターと同様、ペダルを踏むことで切り替え可能。

マイクで発生しながらギターを弾くことで、アウトプット先から加工音が出る仕組み

また音の特徴が異なる4種類のモードも搭載。標準的なボコーダー・サウンドが得られる「VINTAGE」、マイクからの声を従来よりもはっきり聴き取れるようにした「ADVANCED」、チューブを口にくわえながらボコーダーに近い音を出す“トーキング・モジュレーター・サウンド”を再現した「TALK BOX」、そしてマイクにつなげなくても肉声らしい音質を演奏に加えれる「CHOIR」です。


CHOIRモードとなると肉声のような音をギターで出せるようになる意味で、ギターをVOCALOIDのような歌声ライブラリ化してしまうエフェクターといっても良いかもしれません。手軽さゆえに、スタジオやライブでいろんな表現が生まれそう……!
値段はオープン価格。初年度の販売予定台数は、国内海外あわせて1万台です。
(黒木貴啓)