「クロックタワー」の精神的後継作として注目を集めている、ホラーゲーム「NightCry」が「闘会議 2016」で初めてプレイアブル出展されました。同人ゲームやインディーゲームを集めた、ホール5「デジゲー博」コーナーでプレイ可能です。


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「NightCry」の出展ブース


 「NightCry」は、「クロックタワー」の生みの親・河野一二三さんが開発中のインディーホラーゲーム。直接的な続編ではありませんが、発表当初から「クロックタワーの魂を受け継いだ作品」と説明されており、ホラーゲームファンの注目を集めていました。

 今回プレイできたのは、ゲーム冒頭から、新たな敵となる「シザーウォーカー」が登場するまでの10分ほど。豪華客船でのパーティ中、友人とはぐれてしまった主人公が船の中を歩いていると――というストーリーです。ジャキン、ジャキンと巨大なハサミを鳴らしながらにじり寄るシザーウォーカーの恐怖はまさに「クロックタワー」そのもので、シリーズのファンも期待できそうです。


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操作方法は「クロックタワー」と同じく、気になるところや行きたいところをクリックしていく形式


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個人的には、ひたすら赤いドレスをチョキチョキと刻んでいるホテルマンとか、ぶつぶつと独りでしゃべり続けている老婆とか、脇役の怖さの方が精神的に来るものがありました


 本作のパブリッシングを担当するPLAYISMの担当者に話をうかがったところ、開発はかなり進んでおり、そう遠くないうちに発売日も発表できるのでは、とのことでした。ハードはWindows、PlayStation Vita、Android、iOSでリリース予定。