
図で分かる14日にかけての警戒・注意事項
暴風で交通機関に影響する可能性
14日は低気圧が発達しながら日本列島を縦断します。
北海道から中国地方にかけての広い範囲で風が強まるでしょう。予想されている最大瞬間風速は30〜35メートル。常にこのレベルの風が吹いているわけではないですが、瞬間的に暴風が吹く恐れがあります。
何かにつかまらないと立っていられないほどの強い風です。細い木の幹が折れたり、看板が落下したり、道路標識が傾く危険性もあります。お出かけの際は、十分注意してください。また、屋外の階段はしっかり手すりをつかまって、暴風にあおられて転倒しないようにお気をつけください。
交通機関に影響が出る恐れがあるため、こまめに交通情報を確認して気をつけてお過ごしください。
なお、低気圧の周辺は大気の状態が非常に不安定なため、竜巻のような激しい突風が吹く恐れもあります。図で分かる14日にかけて予想される風の強さ

図で分かる14日にかけて予想される風の強さ
暖かさは束の間 夜は一気に寒くなる
沖縄や九州、山陰は13日よりも5度前後低くなり、平年並みに戻る所もあるでしょう。福岡は13度の予想です(それでも、平年よりはまだ高め)。
一方、山陽や近畿から北海道にかけて13日よりもさらに高くなる所が多いでしょう。なかでも、東海や関東は20度を上回る見込みです。東京は23度と5月中旬並みで、大型連休を過ぎた後、新緑の頃の気温です。
※ちなみに、那覇が21度の予想のため、沖縄よりも暖かくなりそうです。
埼玉県のさいたま市と熊谷市では25度と夏日が予想されています。暖かいというより、汗ばむくらいです。
青森14度、札幌10度など、積雪が残る所も4月並みの暖かさになるでしょう。屋根に積もった雪が大きなかたまりのまま滑り落ちてくる危険があります。山沿いは雪崩が発生する恐れがあります。また、市街地で道路脇などに雪が積もっていると雪どけで道路が冠水する所があるでしょう。
季節はずれの暖かさは束の間。夜は一気に冬の空気に入れ替わります。日中との寒暖差が大きくなるでしょう。
14日の夜から寒気が流れ込み、15日にかけて全国的に冬の寒さが戻りそうです。
※最高気温で比較すると10度以上も下がる所が多くなるでしょう。
いったん暖かさを経験した体を襲う冬の寒さです。体調を崩さないようにご注意ください。なお、北海道は南西部で大雨に注意、東部や北部は大雪や猛吹雪に警戒が必要です。
15日以降、日本海側の各地は雪が続くでしょう。
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