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大阪市の中学校で2月、全校集会で校長が「女性にとって最も大切なことは、こどもを2人以上生むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」と発言していたことが分かり、波紋を呼んでいます。報道によると、校長は発言を認めており、市教育委員会は軽率な発言として処分も検討しているとのこと。

「2人以上」で検索。ツイート数もさることながら、否定的感情が目立っています(Yahoo!リアルタイム検索)
学校のサイトには当初、講話の要旨が掲載されていましたが、現在は削除済み。内容は次のようなものでした。
全校集会 朝礼講話 要旨
平成28年2月29日(月)の朝礼講話 [要旨]は以下です。
全校揃った最後の集会になります。
今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げて良く聴いてください。女性にとって最も大切なことは、こどもを二人以上生むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります。
なぜなら、こどもが生まれなくなると、日本の国がなくなってしまうからです。しかも、女性しか、こどもを産むことができません。男性には不可能なことです。
「女性が、こどもを二人以上産み、育て上げると、無料で国立大学の望む学部を能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたら良い」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと、大学で学び医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けば良いのです。子育ては、それ程価値のあることなのです。
もし、体の具合で、こどもに恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれないこどもを里親になって育てることはできます。
次に男子の人も特に良く聴いてください。子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。
人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。
子育てをしたら、それで終わりではありません。その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します。
やっぱり結論は、「今しっかり勉強しなさい」ということになります。以上です。
また、ネット上では校長の発言をめぐり、賛否さまざまな意見があがりました。
主に批判されているのはやはり「女性にとって最も大切なことは、こどもを二人以上生むこと」「これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」「子育てのあと、大学で学び医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けば良い」といった部分。「社会のために子供を産めっていうの?」「子どもをいつ、何人産むか、または産まないかは、各夫婦の価値感、事情でそれぞれが判断すべきこと」「女性は(略)まず2人の子どもを産み、その後に大学に行けということ。異常な発言」など、“女性に対する性差別”“多様な生き方を否定する発言”とする声が目立ちました。

当初要旨が掲載されていたページ。現在は削除済み
一方で「全部読んだら見方が変わった」「少子化への問題提起として読めばそこまで間違ったことは言っていない」といった声も。また講話要旨では、子育ては「女性だけの仕事ではありません」と男子にも釘を刺しており、「なんでこれで問題になるのか」「正論」と、校長を擁護する意見も散見されました。ただ「全文を読んでも印象は変わらなかった」という声も依然として多く、ネット上では校長への批判が続いています。
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