人気のアニメ「おそ松さん」21話で放送されたエピソード「麻雀」。そこで明かされた松野家の六つ子の打ち筋をトレースして麻雀を打ってみました。松野家で一番強いのは、そして弱いのは何松だ!?
三回戦。地獄の組み合わせ、カラ松の幸せとはなんだ!?
三回戦の組み合わせはカラ松、チョロ松、一松、トド松。軽い気持ちで決定したこの組み合わせが、のちに地獄を生むことも知らずに……。
役満縛りのカラ松はやはりアガることができない。カラ松(なりきり中)が嘆く。「カラ松、何が楽しくて麻雀やってんの!?」。手牌はツモホンイツリャンペーコー、跳満! しかし手役アーティストのカラ松はこんな手では満足せず、ドヤッと東を切るのだった……。

二回戦で普通に勝ってしまったことから、もっと「普通に下手」な一松を再現するべきだと考えたなりきり手。そこで、リーパイ(牌をわかりやすく並べなおすこと)をせずに打つという縛り条件を追加し、意味不明な行動を加速させる。しかし、そこからなぜか一松がゾーンに入った。安手から高手まで、淡々とアガり続ける一松。なんと七本場までいってしまった。卓中の全員が「早くこれなんとかしろよ!」と思っているが、誰もなんとかできない。誰かが叫んだ。「六つ子麻雀には相性がある!」。
なぜ一松無双を許してしまうのか? それは組み合わせに問題があった。カラ松は役満をテンパイしない限りアガれない(ので、一松の無双を止められない)。トド松は他家がテンパイしたらオリなければいけないのでアガれない(ので、一松の無双を止められない)。そしてチョロ松も、テンパイしたら待ちをオープンしなければいけないのでツモらない限りアガれない(ので、一松の無双を止められない)!
この四人の中におそ松か十四松がいれば、すぐに一松の無双を止められたはずだった。しかし彼らはいない……! 結局一松の無双を止めたのは一松自身。二翻縛りで二翻を作ることができず、チョンボでアガり放棄という微妙すぎる結末だった。そして最後はカラ松が一松に振り込み、トビ終了。
三回戦結果
1位:一松(+81.8) 2位:チョロ松(+0.3) 3位:トド松(△22.1) 4位:カラ松(△60)
松野家最弱・最強は誰だ!?
長かった全三回戦。ここで得点を集計し、総合順位を決めました。結果……
1位:一松(+102)
2位:十四松(+67.2)
3位:おそ松(+13.9)
4位:チョロ松(△59.7)
5位:カラ松(△60)
6位:トド松(△63.4)
明暗が分かれてしまった六つ子。特に下馬評を大きく覆した一松と、ラスは引いていないのに三着が嵩んで総合ラスになってしまったトド松が意外な結果です。終了後の感想戦では「おそ松は打っていて超楽しい」「十四松になるとツキが来る」「チョロ松はツキがないし全然アガれなくて苦しい」「一松は相性に左右される」「トド松のやり方では一生勝てない」「カラ松の幸せとは一体……?」といった意見が上がりました。
今回のねとらぼの企画では、満場一致で「打っていて楽しいのはおそ松と十四松、打っていてつらいのはチョロ松とトド松、よくわかんないのが一松、麻雀やめたくなるのがカラ松」という結果が出ました。「おそ松さん」ファンの皆さんも、ぜひ松麻雀をやってみてはいかがでしょうか。打ち筋をトレースすることで、彼らの人生観を再度痛感できるかもしれません。
(青柳美帆子)