雪の中を一人の男性と猫たちが歩いていきます。男性は、ロシアのオプチナ修道院の神父さん。日課のお祈りに出ると、教会施設で飼われている猫たちがなぜか一緒についてくるのだそうです。


 神父さんの後を忠実に歩く猫がいれば、先に走っていっては振り返る猫もいます。行動はいろいろですが、どうやら神父さんを中心に行列を作っている様子。彼らの信頼関係がうかがえます。

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点々と連なる猫たち


 神父さんがお祈りのために立ち止まると、なんと先頭を行く猫たちも立ち止まります。まるで神父さんの祈りを見守っているかのよう。言葉は通じなくても、祈る心の温かさは伝わっているのかもしれません。少し不思議で、美しい光景です。

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「また止まってる」「いつものやつだ」


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メッチャぞろぞろ来てくれてます


 雪景色を背景にグレーや黒など濃い毛色の猫たちが目立つ中で、1匹だけちゃっかり白猫がまぎれているのもとってもかわいいです。やってくれるぜ。

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今日も一日、よい日でありますように。


 猫たちにとっては、パトロールを兼ねたおでかけなのかもしれません。心優しい神父さんと愛情ある猫ちゃんたちにも祝福あれ。


(ウグイラン)